スマホケース販売店も見逃せない?!スマホOSのシェア動向|元上場企業CFOが語る「もうかる店舗のつくり方」⑧

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こんにちは。バルーンスタイル編集部のJです。

スマホの世界各国のOS別月別売上シェアを公開しているサイトをご存知ですか? カンターという会社が運営しているサイトです。

外部リンク:kantar worldpanel

ご存知の方も多いと思いますが、世界レベルとみると、スマホのOSはAndroidが圧倒的に高い売上シェアです。約80%と言われています。

一方で、iPhoneのOSであるiOSは10%ちょっとしかありません。

「でも周りを見るとiPhoneばかりだよ」と思われるかもしれません。それはその通りで、日本は例外的にiOS(iPhone)が50%前後の売上シェアを持っています。

なぜ日本だけiPhoneがそんなに売れているのでしょうか? 今回は、その理由と今後のスマホのシェア動向を予想してみたいと思います。

スマホケース販売店にとって、スマホのOSシェアは、取り扱い商品のラインナップに直結する関心ごとです。スマホケース販売店のオーナーや、これからスマホアクセサリー販売店で起業しようと考えている方は、一緒に考えてみてください。

日本市場でiPhoneが優位な3つの理由

iOSのシェアが日本だけ高い理由は3つあります。

1.大手キャリアが端末代を意識させない料金プランを採用していた

最近は禁止されていますが、長い間「実質端末代ゼロ円」という売り方が標準でした。

世界的にはiPhoneは高級機種です。しかし、日本では端末代を意識させない料金プランのため、iPhoneのような高級機種を売りやすかったのです。

2.端末メーカーが安いAndroid端末を出さなかった

日本市場では、おサイフケータイ・ワンセグ・赤外線通信など、ガラケー時代から続く独自の高機能が好まれます。そのため、機能を絞り込んだ安いAndroid端末の市場がなく、端末メーカーも安い端末を供給してきませんでした。

また、1の理由により、端末代もお客様に意識されていなかったため、安くしても売れるわけではなかったことも背景にあります。

3.iPhoneを最初に扱ったソフトバンクの広告戦略が巧みだった

ソフトバンクはCMを中心として、巧みな広告戦略を取りました。

iPhoneが日本で発売されてからしばらくは、ソフトバンクと言えばiPhone、iPhoneと言えばソフトバンクというように、ほぼ一体として見られる関係でした。

ソフトバンクの成功がiPhoneの成功につながったとも言えます。

スマホケース販売店はOSのシェアに注視すべき

さて、今関心を集めているのは、今後のシェアの動向です。特にスマホケース業界では大きな関心事となります。

iPhone用のケースは数が出るのでメーカーは生産しやすく、小売店も売りやすいといえます。しかし、Android端末用のケースは、Android端末の種類だけ存在します。スマホケースメーカーにとっても、販売量がまとまらない製品は、生産に踏み切りにくく、小売店も仕入れにくいです。

つまりiPhoneの売上シェアが下がり、Android端末の売上シェアが上がると、スマホケース業界は大きなダメージを受けることになります。

もちろんAndroid端末でも特定のメーカーがApple社並のシェアを取れれば、そのメーカーのケースを売ればよいので問題ありません。しかしながら、Android端末のメーカーで、iPhone並みのシェアを取るのは、日本市場ではなかなか難しいでしょう。

しばらく日本市場のiPhone優位が続く?!

以前業界で言われていたのが、iPhoneの販売台数が減少に転じたことから、日本市場でも飽和し、iPhoneの売上シェアが下がっていくのではないかということです。

確かに最新のiPhone7の新機能がやや期待外れになり、そのような予測は妥当に思われました。

しかし、世界市場でのライバルSamsungは、「Galaxy Note 7」で発火事故問題を起こします。さらに、Samusung社のトップが、韓国大統領に対する贈賄や横領の容疑で逮捕されるという異常事態が起きているため、世界市場の売上シェア争いから脱落しつつあります。

国内メーカーも、シャープが台湾の鴻海精密工業に買収されたように、経営が厳しい状況にあります。

そんな競合メーカーの動向に加え、下記のような追い風ともいえる状況になりつつもありますので、今後もiPhoneの売上シェアは底堅く推移するのではないかと予想されます。

  • 大手3キャリア全てがiPhoneを扱って価格競争を繰り広げている
  • シェアを拡大している格安SIMでも、iPhoneを使えるようになってきている

また、iPhoneの操作性のシンプルさが、売りやすい商品にしているということもあります。iPhoneを販売するときは、操作方法の説明をほとんどしなくて済むので、販売店員としても売りやすいですよね。

まとめ

実際に、最新のiPhone 7の出荷台数は過去最高を更新しています。

「これからはAndroid端末のケースが売れる時代だ」と安易に考えて、Android端末のスマホケースの仕入れを増やすのではなく、改めてiPhoneケースの品揃えを見直すことも重要だと思います。

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